長野県の塩尻市桔梗ヶ原は、松本平の南側。標高が高いため日照時間が長く、朝晩の温度差が大きい。その上、晴天率も高いのでぶどう栽培に適している。そのため、1890年からぶどうの栽培が盛んに行なわれている。『井筒ワイン』、この地で1927年、『井筒屋農園』の醸造部門として始まった。1933年には、『井筒屋葡萄酒醸造所』を創業。自社ブランド製品の醸造を開始した。当初は、ナイアガラやコンコードといった地元特産の食用ぶどうを用いた純国産ワインを醸造し、独自の分野を確立していたが、1956年、同ワイナリーの3代目・塚原嘉章さんは、欧州系のワイン専用品種の栽培と醸造を決意。試行錯誤の上、桔梗ヶ原に適したいくつかの品種を見つけ出した。中でもメルローは、銘醸地として桔梗ヶ原の名を世界に轟かせた。自ら栽培したメルローで醸した1990年産と1997年産の「シャトーイヅツ」は、権威あるリュブリアーナ国際ワインコンクールでそれぞれ銀賞と金賞を受賞した。また、一方では廉価で良質な国産ワインの開発にも力を注ぐ。ご紹介するナイアガラの「ゴールド」赤は、メルロー種を醸造し、オークの木樽で長期熟成させた奥行きと深みのある1本。「スタンダード」白は、松本産ナイヤガラ100％で醸した1本。鮮烈で甘美な芳香に愛好者が多い。

アイテム内容・注意事項

アイテム仕様: 内容量：イヅツワインスタンダード（白）、イヅツワインゴールド（赤）各720ml

（白）
ぶどう品種ナイヤガラ
ボディライトボディ
飲み口甘○○○●○辛
適温 6～8℃
合う料理魚ナポリタン、オムライス、親子丼

（赤）
ぶどう品種メルロ
ボディミディアムボディ
飲み口甘○○○●○辛
適温 15℃
合う料理肉料理、チーズ