河野ルルさん描き下ろし
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PROFILE
河野ルル(Lulu Kono)ミューラリスト(壁画家)/ イラストレーター

1987年生まれ、愛知県名古屋市出身。
長期旅行の末にたどり着いたメキシコでお金が無くなり、安宿に絵を描きタダで宿泊しているうちに、壁画にはまって行き作家になることを決意。
2016年から絵描きとして活動を開始。世界中の公共施設や病院、学校に壁画を描き、自分の絵で人を喜ばせることができたらいいとい想いで活動を続けている。

CAREER
・UNKNOWN ASIA EXCHANGE OSAKA 2017 
グランプリ受賞
・2020 ubisum アートコンペ グランプリ受賞

河野ルルさんへインタビュー

絵を描くときにいつも意識していることはありますか?
とにかく自分自身が楽しくないと楽しい絵が出てこないと思うので、ご機嫌で描けるように音楽を聴いたりお菓子を食べながら描いたりしてます。
ルルさんの作品はカラフルな色使いが素敵ですが、「色」に対する思い入れや、使う色の意味など、ご自分で意識していることなどはありますか?
使う色の意味などはあまり考えないのですが、メキシコにいたことがきっかけで絵を描き出したので、メキシコの色彩からはかなり影響を受けたと思っています。
世界中で壁画を描く活動をされていますが、旅先で壁画を描く際に心がけていることはありますか?
壁画を描くことだけが目的ではなくその過程でそこにいる人たちと絵を通して楽しい思い出を作れたらいいなくらいで思っているので、なるべくその国の人たちの文化、宗教、習慣をこちらが100パー受け入れて郷にしたがう気持ちで臨んでいます!とにかく人と仲良くなるということを重視してます。
壁画を描くとき、どんなことからインスピレーションを受けて描くことが多いですか?
その国に到着して見たもの、人の雰囲気、周りの自然や動物、その人たちの民族衣装や建物の色合いなどからインスピレーションをもらったりします。
国内外で壁画を描いたときに印象に残っているエピソードをひとつ教えてください。
スリランカの山の上にある小さな村の小学校で壁画を描いた時、生徒と保護者のお母さんたちがサプライズで花の首飾りや感謝の気持ちを伝えてくれる会を開いてくれました。たった10日しかいなかったのですがわたしを家族のように扱ってくれて大泣きして帰ってきました。

カバー画像

青い鳥がガールフレンドのカナリアに花の冠をプレゼントした絵です。

白いクリスマスツリーにいろいろぶら下げて飾り付けする楽しさを描きました。

色んな動物の赤ちゃんたちがぎゅっと集まっていると可愛いなと思い描いた絵です。

木に赤い紐を結んで2人が仲良くやっていけるようにお願いしている絵です。

たくさんの花を積んで幸せを撒き散らすように進んでいけますようにという気持ちを込めて描きました。

カラフルな鳥たちが花を運んで誰かを喜ばせに行く様子を描きました。